世界最大の国際バレエコンクールであるユース・アメリカ・グランプリで頂点に立った
山田優七さん。
その愛くるしい表情や際立った技術の持ち主であることに世界から賞賛の声が出ています。
今回はバレリーナ山田優七さんの経歴についてまとめてみました。
山田優七のプロフィール
・名前:山田優七(やまだ ゆな)
・生年月日:2012年1月17日
・出身地:札幌市
・学歴:中の島小学校
・小林絹恵バレエスタジオ所属(2019年7月~)
なんと優七さん、まだ12歳!
先日小学校を卒業されたばかりのようです。
小学生ってこんなに可愛らしく大人っぽいもの?自分の時と比べて愕然としますが・・・
小学生時代はバレエに出会い、バレエ中心の充実した毎日だったようです!
山田優七のバレエの経歴
バレエというと3歳から始められる習い事ではありますが、山田優七さんのバレエ歴は長くなく、
所属している小林絹恵バレエスタジオに通い出したのが2019年7月からとのことで7歳になってからでした。
もともと家で踊ったりするのが好きでしたが、YouTubeですごく楽しそうにバレエを踊っている動画を見て
「私もやりたい!」と思い、父親に「バレエを習いたいです!」とお願いしたそう。
今までこれをしたい!とあまり言わなかった優七さんの初めてのお願いに
父親である友貴さんも「よし!頑張りなさい!」と許可したそうです。
7歳でバレエを始めた優七さんですが、めきめきと頭角を現します。
小林絹恵先生曰く
と優七さんのことを評価しています。
素質やセンスのある子はたくさんいますが、その才能を磨くために努力できる子は少ないのかもしれないですね。
バレエを習い出して1年で1位!
バレエを習い出して約1年後の2020年
北海道バレエコンクール2020ではクラシック小2・小3男女部門において1位を獲得しています。
そのほかにも技術賞と芸術賞も同時に受賞されていますので
技術面・芸術面からみても才能が開花していることがわかります。
またこのコンクールではコンペティションやワークショップの参加券も獲得しており、
今後の活躍が期待されているのが目に見えてわかります。
コンクールで獲得した特典
・Cannan Dance International Ballet Competition 参加権の推薦をもらえる
・art ballet Intensive workshop受講料免除参加権を獲得
2021年にはNBA札幌バレエコンクールでバレエシューズ部門小学4~小学6の部1位となった優七さん。
飛躍はさらに続きます。
2022年4月に開催されたYAGP Tampa FINAL 2022で Classic 部門で1位を獲得!
YAGPとは
若手バレエダンサーを対象にした国際コンクール「ユース・アメリカ・グランプリ(YAGP)」のこと。9歳から19歳までのあらゆる国籍の若いダンサーを対象とした世界最大の非営利の国際バレエコンクールおよび奨学金プログラムである。YAGPは毎年、米国および世界中で地域予選を実施しており、最終ラウンドは毎年4月にニューヨークで開催される。
バレエを始めて約3年、9歳で世界トップレベルのバレエダンサーとなりました。
このコンクールでモナコやイギリスの有名バレエ校のサマースクールのスカラシップを獲得しました。
さらに翌年2023年10月に行われたユースグランプリ(YAGP2024)日本予選では
バレエダンサー1000人がエントリーし、クラシック部門で1位を獲得しました。
そして日本予選では異例の「モナコ王立グレースバレエ学校」へ1年間留学できる奨学金を獲得しました。
成績が良ければ18歳で卒業するまでモナコで学ぶチャンスがあるそうです。
ユースグランプリ(YAGP2024)日本予選での結果
クラシック1位とコンテンポラリーTOP12受賞
<獲得した奨学金>
・モナコ王立プリンセスグレースアカデミー 年間スカラシップ
・英国ロイヤルバレエスクール 短期スカラシップ
・ジョンクランコ 短期スカラシップ
・アントワープ 短期スカラシップ
現在は2024年4月に行われるYAGP2024のニューヨークファイナルに向けて
レッスンに励んだり、モナコへの留学に向けて調整しているとのことです。
山田優七の魅力と並々ならぬ努力
2022年のYAGPファイナルで踊る姿を見た観客からは大絶賛のコメントの嵐だった優七さん。
風に舞う花のように絶妙
見てきた中でリードダンサーにふさわしいエレガンスさがある
まだ9歳なのが信じられない
3年で世界の頂点に上り詰めたのも才能がありながら努力を怠らずに練習を重ねた結果だと思う
バレエに詳しくない人でも、優七さんの踊りを見ていると、
釘付けになってしまいますし、ずっと見ていたいと思えます。
それになんだか楽しそうで、自分もやってみたくなります!
優七さんの魅力は表情の豊かさやチャーミングさとしなやかに踊れる技術ではないでしょうか?
長い手足をきれいなポジションに保つためには相当の筋力と柔軟性が必要だと思います。
これを軽々とやってこなせるのには、並々ならぬ努力があるのでしょう。
実際、優七さんは週5で2~3時間のレッスンとレッスンのない日でも自宅での1時間以上の自主練に加え
毎日足首のストレッチや足裏の筋トレを行っているそうです。
レッスンも45分前にスタジオに来てストレッチや筋トレを始め、
レッスン後は注意されたことをメモした「バレエノート」を見返し、
次のレッスンまでにはできるようにする。ということを習慣づけています。
目標に向けて努力する姿や全力で今を精一杯生きている様子が
ぐうたらなアラフォーに刺さりました。
まとめ
日本予選を通過した優七さんは2024年4月に行われる
YAGP2024ニューヨークファイナルに向けて練習に励んでいるようです。
納得の演技ができるよう応援ています!
モナコ留学も控え、忙しい毎日を過ごしているかとは思いますが
優七さんの魅力が満載の演技を今後も楽しみにしたいと思います!
最後までお読みいただきありがとうございました。