セーリング混合470級で活躍している岡田奎樹(けいじゅ)選手。
経験も実力もある選手でセーリング界では「風を読む天才」と言われています。
今回は岡田選手の学歴についてまとめてみました。
岡田奎樹のプロフィール
名前:岡田 奎樹(おかだ けいじゅ)
生年月日:1995年12月2日
出身地:福岡県
身長:170㎝
体重:64㎏
所属:トヨタ自動車東日本
岡田選手は1995年に福岡県で生まれています。
大分大学でヨット部だった父・正和さんが別府湾で活動するB&G別府海洋クラブの友人とヨットに乗るときに
たまたま連れられてきたのがヨット人生の始まりでした。
ヨットに魅了され5歳から大分県別府市にあるヨットクラブ(B&G海洋クラブ)に所属し
セーリング競技(一人乗りヨット)を始めます。
岡田奎樹の学歴
岡田選手は5歳でセーリング競技をはじめ、以来数々の大会で優勝を飾っています。
競技生活と学校生活の両立は大変な時もあったのではないでしょうか?
そんな岡田選手の学歴をまとめてみました!
・別府市内の小学校入学
・小学2年生10月 福岡市西区内の小学校に転入
・2008年4月 福岡市立内浜中学校入学
・中学3年生2学期 大分県大分市立碩田中学校(現:大分市立碩田学園)に転入
・2011年4月に佐賀県立唐津西高等学校入学
・2014年4月早稲田大学スポーツ科学部入学
ではさっそく詳しく見ていきましょう。
岡田奎樹の小学校は?
岡田選手の小学校を調べたところ学校名まではわかりませんでした。
岡田選手は5歳でセーリングを始めたときは
大分県別府市にあるB&G別府海洋クラブに所属されています。
そのため小学校は別府市内の小学校に入学されたと思われます。
小学校2年生の10月に父・正和さんの転勤で出生地の福岡に引っ越しています。
引っ越しに伴い所属していたクラブもB&G福岡ジュニアヨット海洋クラブへ移り練習に励んでいたようです。
福岡では福岡市西区内の小学校に転校しているものと考えられます。
中学へは内浜中学校に進学しているので、通える小学校区は以下のどこかに通われていたのではないでしょうか。
・姪浜小学校
・内浜小学校
・福重小学校
・姪北小学校
岡田奎樹小学生時代のエピソード
小学校3年生の時には最小クラスのOP級(オプティミスト級)で全日本選手権に優勝し、
セーラーとしての頭角を現していた岡田選手。
低学年時から「世界で優勝したい」と明言されていたようです。
とにかくヨットが好きで学校の工作では針金や折り紙で当時乗っていたOP級の船を作ったり
お風呂ではブイ(海面に設置されたマーク)に見立てたアヒルと船のおもちゃを浮かべていたそうです。
とっても可愛いですね!
また当時から、風を読む力にも優れており、
どうしてあそこで風上に向かって方向転換したの?
という質問に対し、小学生の岡田は
カモメさんが教えてくれた
と答えたそうです。
その時カモメは飛んでいなかったのですが、岡田選手は無意識のうちに
経験や記憶から「カモメさんがこんな風に飛ぶときの風と同じだ!」と判断したのではないでしょうか。
上手に風をつかんで飛ぶカモメを無意識のままイメージして風を読んでいたのがわかります。
かなり野生児ですね!
ヨットに乗るたびに風や海に関することは遊び感覚で体で覚えていったのでしょう。
自然の中で風を読む経験をたくさんした岡田選手だからこそ成せる業なのかもしれません。
岡田奎樹の中学校は?
2008年4月福岡市立内浜中学校に入学されています。
〇福岡市立内浜中学校
福岡市西区内浜一丁目12番1
中学3年の2学期からは大分県大分市立碩田中学校(現:大分市立碩田学園)へ転入しています。
〇大分市立碩田学園
大分市碩田町2丁目5番60号
大分市立碩田学園は2017年4月に施設一体型小中一貫校を開校しています。
新設されたきれいで明るい校舎で1~9年生の幅広い年齢層の児童生徒が共に学んでいます。
9年生(中学3年生)が1年生(小学1年生)とダンス練習をしたりと交流もあるようです。
ただし、岡田選手が在籍していた年度はまだ新しくなっておらず、1~3年生課程の中学校だったようです。
このころの岡田選手はレベルの高いライバルたちに揉まれながら、技術と経験を積んでいた時期で、
大分市立碩田中学3年生の時にジュニアの世界大会で3位を獲得しています。
父親の正和さんは所属するクラブで指導者や先輩に恵まれたと話しています。
厳しい練習や指導でも切磋琢磨できる環境は糧になったし、
ヨットが好きで、苦にはならなかったという岡田選手。
この頃になると実績も出てきて遠征で金曜日の夜から出発して
日曜日の深夜に帰宅というハードなスケジュールも多く
学業とセーリング競技の両立は大変だったでしょうに
本当にすごいですね!
岡田奎樹の高校は?
2011年4月に佐賀県立唐津西高等学校へ進学されました。
〇佐賀県立唐津西高等学校
佐賀県唐津市町田1992
偏差値:49
唐津西高校は普通科の共学校です。
岡田選手がなぜ大分や福岡を離れて佐賀県にある唐津西高校を選んだからというと
唐津西高校はヨット・ボート部が盛んで、当時指導していたのが
アトランタ五輪女子470級銀メダリストである重由美子氏だったからだといわれています。
良き師の下で練習をしたかったのですね!
このころからダブルハンド(二人乗り)に種目を変更し、スキッパー(舵取り役)を務めるようになります。
スキッパーとは?
二人乗り種目の「舵取り」役。
車の運転の「ハンドル」操作のように舵を切りながら風を読みながら進む。
高校では420やFJ、SS、29erなどいろんな船に乗り、セーリングの幅を広げるのに役立ったようです。
高校時代のエピソード
岡田選手には高校時代に付き合いだしか彼女がいるようです。
セーリングを通して付き合いだしたということなので、
同じ高校であればセーリング部だったのでしょう!
その後この彼女とは長くお付き合いされることとなったようです。
岡田奎樹の大学は?
2014年4月 高校を卒業し進んだ先は早稲田大学スポーツ科学部です。
〇早稲田大学
東京都新宿区戸塚町1丁目104
偏差値:64
もちろん体育会ヨット部に所属したのですが、
岡田選手は高校在学中に大学進学よりもセーリング競技に集中したかったようですが
両親からは「ヨット一本ではなく、大学で専門的な勉強もしてほしい、
そしてしっかりした大人になってほしい」というアドバイスを受け
大学進学を選びました。
東京五輪も念頭にありましたが、
岡田選手は大学卒業までは母校ヨット部の活動やレースを優先すると決め練習に励みました。
大学の練習では、とにかく“確実な動作”を完璧にできるように意識し、
今では目をつぶってもヨットを動かせるという岡田選手。
“船が自分の体の一部”というレベルを目指して努力されていたようです。
高校でいろいろな船に乗って経験したことで大学に進学してからは、いきなり国体で優勝をつかみとります。
次の年も連覇し
2016年7月にドイツで開催された「470級ジュニア世界選手権」では
日本大学の木村直矢選手とのペアで、日本人初の同クラス優勝を飾りました。
ジュニアワールドまでも優勝という快挙で日本セーリング界では
大会に出れば負けなし状態という選手に成長しました!本当にすごい!
まとめ
今回はセーリング岡田奎樹選手の学歴についてまとめました。
大学卒業までは、学業と競技生活の両立だったようですが、
日常生活のなかでもずっとヨットのことを考えるほど
ヨットが大好きだった岡田選手。
良い師をもとめて高校選び、ヨット部競合の早稲田大学に進学していました。
2018年4月トヨタ自動車東日本 株式会社に入社し、現在はオリンピックに向けて
邁進している様子です。
一つ一つのセーリング競技がよい結果となるよう、応援しています。
最後までご覧いただき、ありがとうございます。