年末の風物詩でもある、NHKの歌番組「第76回NHK紅白歌合戦」。
2025年11月14日、その出場歌手が発表されました。
しかし、注目されている複数の女性アイドルグループが落選という「ありえない」事実があったのです。
今回の記事では、アイドルグループの中でも「CUTIE STREET」に注目し、落選の主な理由を紹介したいと思います。

CUTIE STREETが紅白落選

CUTIE STREETは、アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」から生まれた8人組女性グループ。

ショッピング施設やテレビ番組で、同楽曲を耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
CUTIE STREETは若年層を中心に広く人気を集め、紅白歌合戦の初出場候補として名前が挙がっていたグループです。
一方、「KAWAII LAB.」の姉妹グループである「FRUITS ZIPPER」「CANDY TUNE」は紅白歌合戦に初出場を果たしたのです。
姉妹グループということで、CUTIE STREETのメンバーがFRUITS ZIPPERやCANDY TUNEの楽曲に出演する可能性はあります。
ですが、単独での出演は叶わなかったのです。
「CUTIE STREET」「FRUITS ZIPPER」「CANDY TUNE」の3つのグループで切磋琢磨して「かわいい」を売り出してきただけに、
なんでCUTIE STREETだけ落選したの…?
という声が相次いでいます。
CUTIE STREETが紅白出場できない理由3選

ここからは、CUTIE STREETが紅白歌合戦に出場できない主な理由を3つ見ていきましょう。
出場できない理由①2025年の活動実績が乏しいから

理由のひとつ目として、2025年の活動実績が乏しいことが挙げられます。
代表曲『かわいいだけじゃだめですか?』は多くの人に聴かれ、CUTIE STREETの知名度向上に貢献した楽曲といえるでしょう。
しかし、良くも悪くも「それだけ感」が強いのです。
たとえば姉妹グループ「FRUITS ZIPPER」は、2026年に東京ドーム公演を予定しているなど確かな地位を築きました。

「CANDY TUNE」は、楽曲『倍倍FIGHT!』が幅広い世代に人気を集めたことでも知られています。

一方でCUTIE STREETの代表曲『かわいいだけじゃだめですか?』は2024年9月9日にリリースされたものです。
2025年には全国ツアー『CUTIE STREET 1st ANNIVERSARY JAPAN TOUR 2025「CAN’T STOP CUTIE」』を全12都市で15公演したものの、大規模会場ではなく、都市部のホール規模のものでした。
紅白歌合戦は出場者数が限られているため、2025年の実績を細かく調査されて落選してしまったのでしょう。
出場できない理由②知名度が微妙だから

2つ目の理由は、知名度が微妙だからです。
アソビシステムのアイドルプロジェクト「KAWAII LAB.」には、
- 「FRUITS ZIPPER」
- 「CANDY TUNE」
- 「SWEET STEADY」
- 「CUTIE STREET」
の4つの女性グループがあります。
ファン以外には「誰がどのグループだ…?」「どのグループの楽曲がどれなんだ…?」など言われている事実があるのです。
デビューして間もないので、そう思われてしまうのも致し方がないのかもしれませんが…。
実際、それぞれ似たような衣装を着ているため、ぱっと見で「この子はこのグループだ!」と認識できる人はそう多くはないでしょう。
20代後半以上の人でも、FRUITS ZIPPERを認識している人は多い印象です。
一方、CUTIE STREETとCANDY TUNEの知名度はFRUITS ZIPPERに劣ります。
知名度が同じレベルなのにも関わらずCANDY TUNEが紅白歌合戦に出場できる理由は、楽曲『倍倍FIGHT!』が幅広い層にウケたから。
とはいえ、CUTIE STREETもしっかりとした実績は持ち合わせています。
ですので、来年以降は知名度をさらに向上させられるような活動ができると良いかもしれないですね。
出場できない理由③曲の系統がFRUITS ZIPPERと被るから

CUTIE STREETが紅白歌合戦に出場できない理由は、曲の系統がFRUITS ZIPPERと被るからです。
2025年11月末現在、紅白歌合戦に出場するアーティストそれぞれの演目は発表されていません。
しかし、FRUITS ZIPPERは代表曲『私の一番かわいいところ』を歌うと予想されています。
仮にCUTIE STREETが紅白歌合戦に出場した場合、披露する楽曲は『かわいいだけじゃだめですか?』になるでしょう。
そうなってくると、曲の系統が被ってしまいます。
まったく別の事務所の別のアーティスト同士なら、曲の系統が被っても問題ないでしょう。
しかし、同じ事務所の姉妹グループともなれば、枠の関係でどちらか一方のグループの出演となるのは当然のこと。
知名度の関係でFRUITS ZIPPERの出演が確定なのであれば、同じ系統のCUTIE STREETではなく、曲の系統が異なるCANDY TUNEを出演させるのは理にかなっているといえます。
CUTIE STREET紅白落選にファンは納得できない!?

最後に、CUTIE STREET落選に対するファンの声を紹介します。


やはり、ショックを隠せないファンは多いようです。
ですが、「KAWAII LAB.」の他の姉妹グループとの知名度や実績を考慮して「仕方ない」と納得しているファンも…。



ファンも多種多様な考えで、CUTIE STREETの活躍を期待しているのですね。
ちなみに、先ほども少し触れましたが、CUTIE STREETのメンバーが、FRUITS ZIPPERやCANDY TUNEの楽曲に出演する可能性はあります。
ですので、少しの期待を持ってそちらに注目していけたら良いのではないでしょうか。
まとめ
今回の記事では、CUTIE STREETが紅白歌合戦に落選した件を紹介しました。
落選の理由はいくつかありますが、やはり2025年の活躍がイマイチだったということでしょう。
来年は3グループで紅白歌合戦に出場できるよう、さらに飛躍の年にしてもらいたいですね。
これからもCUTIE STREETの活躍を応援していきましょう。
