『美少女戦士セーラームーン』の作者として知られる、武内直子さん。
生粋のお嬢様育ちとして知られ、数々の伝説エピソードを持っています。
そんな武内直子さんのお嬢様エピソード、また現在について調査してみました。
武内直子は超お嬢様?
武内直子さんは、超がつくお嬢様として知られています。
武内直子さんの実家は山梨県甲府市で宝石店を営んでおり、非常に裕福な家庭で生まれ育ちました。
キラキラ輝くセーラームーンの世界観と、作者の生まれた家が宝石店という
奇跡のようなマッチングは夢がありますよね。
そんな武内直子さんが”お嬢様”として生まれ育った、山梨県甲府市の宝石店について調べてみました。
実家の宝石店はどこにある?
武内直子さんの実家である宝石店は、武内直子さんの生まれ育った山梨県甲府市にありました。
武内直子さんのご両親が経営していた宝石店は「宝石の街」と呼ばれる場所にあったとされています。
そんな宝石の街で営まれていた、武内直子さんの実家の宝石店。
具体的な場所までは分かっていないようですが、場所が場所なだけに宝石店は大変繁盛していたといわれていますよ。
宝石店は現在も営業している?
武内直子さんの実家である宝石店は、現在閉店しています。
武内直子さんはとても裕福な家庭で育てられ、倒産したという話もありませんので、
ご両親が高齢になり店じまいしたのではないかといわれています。
また「跡取りがおらず店をたたんだのではないか」という見解もあるようです。
どうやら武内直子さんには「シンゴ」さんという男性の兄弟がいるそうなのですが、
お兄さんなのか弟さんなのかは分かっていません。
古くから男性は家業を継ぐべきだといわれていましたが、シンゴさんは宝石店を継がなかったのでしょう。
武内直子さんはすでに『美少女戦士セーラームーン』で生計を立てていましたから、
ご両親は店をたたむしかなかったのかもしれませんね。
幼い頃から宝石に囲まれていた
超がつくほどお金持ちの家庭に生まれ、お嬢様として生きてきた武内直子さん。
幼い頃から実家の宝石店だけではなく「宝石の街」と呼ばれる地元で、
多くのジュエリーに囲まれてきた人生だったそうです。
実家が宝石店だったこともあり、幼い頃から山梨宝石博物館に足を運んで、鉱石の知識をつけていたそう!
スランプに陥ると宝石店へ行っていたそうなので、心が安らぐ場所だったのかもしれません。
輝く宝石を見て心が洗われるなんて素敵ですよね!
「鉱石マニア」ともいわれた武内直子さん。
代表作『美少女戦士セーラームーン』には、以下のような宝石の名前がついたキャラクターが多く登場します。
- クンツァイト
- ゾイサイト
- ネフライト
武内直子さんは自分のことを「姫」と呼び、浮世離れした印象がありますが、
幼い頃から聡明で努力家だったことも分かりますね。
宝石店の娘として生まれ、鉱石や宝石の知識を作品に活かすなんて素敵ですし、ご両親も喜んだことでしょう。
武内直子のお嬢様エピソード
武内直子さんには数々のお嬢様エピソードがあります。
宝石店で生まれ育ち、何不自由ない幼少期を過ごしてきた武内直子さんなだけに、
一般庶民には理解できないエピソードもありましたよ。
しかし、お嬢様ゆえに性格も温厚で天然な武内直子さんは、作品だけでなく温かい人柄も愛されてきました。
そんな可愛らしいイメージのある武内直子さんの、お嬢様エピソードを見てみましょう。
漫画に宝石を貼り付けたことがある
武内直子さんは宝石店で生まれ育っており、幼い頃から宝石に囲まれてきました。
そのためか、宝石がいかに高価で、一般庶民は触ることすらできないという感覚がなかったようです。
漫画を描いていて、デコレーションのつもりで本物の宝石を貼り付けたことがあるそうですよ。
宝石つけたらもっと素敵になったわ
セーラームーン連載記念に両親からポルシェをプレゼント
武内直子さんは『美少女戦士セーラームーン』の連載がスタートした際、
お祝いとして両親からポルシェをプレゼントされています。
当時は、漫画の連載が始まったとしても必ずヒットするとは言い切れませんでした。
連載がスタートするのは夢への第1歩です。
しかし、当時誰も『美少女戦士セーラームーン』が世界的に大ヒットするとは思っていなかったそうですよ。
そんな駆け出しの漫画家時代に、すでにポルシェを乗り回していたのはきっと武内直子さんぐらいでしょう。
現在の武内直子は?
現在の武内直子さんは、変わらず『美少女戦士セーラームーン』関連の仕事をしているといわれています。
年齢を重ねるごとに美しくなっていますね!
淡いピンクの衣装も、お嬢様である武内直子さんは違和感なく着こなしていて、さすがです。
『美少女戦士セーラームーン』の連載が始まったのは1992年ですが、
世代や時代を超えて現在でも高い人気を誇っていますよね。
現在、武内直子さんの年収は1億円を超えるとも言われているんですよ。
さて、そんな武内直子さんは現在どのような生活を送っているのでしょうか?
武内直子さんのチャームポイントでもあるお嬢様っぷりが健在なのかどうか見てみましょう。
夫婦で「王子&姫」と呼び合う
武内直子さんの夫は、言わずと知れた有名漫画家の冨樫義博さん。
『幽☆遊☆白書』や『HUNTER×HUNTER』の原作者として知られていますね。
そんな武内直子さんと冨樫義博さん夫妻は、お互いを「王子」「姫」と呼び合うラブラブっぷりなのだそう!
武内直子さんはご自身のことも「姫」と呼んでいましたから、ご本人にとってはなじみ深いニックネームなのかもしれませんね。
武内直子さんは結婚エッセイコミック『姫と王子の結婚ぱーんちっ!』を手がけたこともあります。
武内直子さんと冨樫義博さん夫妻の、浮世離れした夫婦生活が描かれ話題になりましたね。
ぶっ飛んだ価値観で嫌われることも
武内直子さんはお嬢様育ちであるがゆえ、ときに一般庶民の感覚が理解できないことがありました。
エッセイの中で次のような内容を描き、読者から批判的な意見をもらったこともあるそうですよ。
具体的には、エッセイのこちらのページの内容です。
こちらに書かれているのは、次のような内容です。
- 夫が高級アクセサリーをたくさん買ってくれる
- 夫がエステへ連れて行ってくれる
- 夫が高級ブティックでドレスを買ってくれる
- 夫がハリーウィンストンでダイヤの婚約指輪を250万円で買ってくれた
可愛らしいイラストとともに、
王子様(夫)のおかげでこんなに幸せなお姫様になれました♡
と、自身の幸せをめいっぱいアピールしていますね。
しかし、言い換えれば「夫がいるから幸せである」という感謝の気持ちを表現したもの。
漫画家である武内直子さんは、ご自身のお嬢様生活や夫とのセレブ生活を
ユーモアたっぷりに描きたかったのでしょう。
しかし、そんな浮世離れした感覚についていけない読者や
「露骨なお金持ち自慢」と捉えてしまう人も、一定数いるようです。
しかし、実際に武内直子さんが働かなくても生活できるのは事実でしょう。
それでも、57歳になった現在も大切な作品『美少女戦士セーラームーン』を守り抜き、
ずっと仕事を続けているのは素敵ですよね。
すでに十分すぎる資産をお持ちでしょうから、お金のための仕事ではなく、
本当に『美少女戦士セーラームーン』や漫画が好きなことが伝わってきます。
まとめ
『美少女戦士セーラームーン』でおなじみの武内直子さんについてご紹介しました。
生粋のお嬢様である武内直子さんは、別世界を生きるようなお嬢様エピソードが数多くありましたね。
結婚したのも、同じく大ヒット作を連発してきた漫画家の冨樫義博さん。
夫婦そろって資産家であり、また武内直子さんは実家もお金持ちということで、
これまでお金に関する苦労はなかったようです。
まさに神が二物を与えたといっても過言ではない、武内直子さん。
現在57歳ですが、まだまだお元気で夢のある世界を描き続けてほしいですね!