2026年のFIFAワールドカップで使用される公式球が決定しました。
従来のボールとは異なる構造やデザインで
ネット上では様々な意見が交わされています。
デザインや性能を見た人から「蹴りにくいのでは?」という声も上がっています。
ワールドカップ2026公式球について、
デザインから仕様、性能、世間の声をまとめみました。

ワールドカップ2026公式球どんなの!?

2025年10月2日にFIFAの公式発表によれば、
2026年のワールドカップ公式球は
Trionda(トリオンダ)と命名され公開されました。
今大会がアメリカ・カナダ・メキシコの3カ国共催で行われることから、
「Tri(3)+Honda(Unity/融合)」
を意味する造語となっています。

それではどのようなボールなのか詳しくみていきます。
①デザイン
トリオンダは、アメリカ、カナダ、メキシコの3か国を象徴する、
赤・青・緑のカラーを基調にしています。
それぞれの国の象徴である
星、楓の葉、鷲などがモチーフとして取り入れられています。

白地を背景に、波や三角形を思わせる流線的なグラフィックが特徴的で、
FIFAとアディダスはこのボールを
「多様性と団結の象徴」
と表現しており、
スポーツの枠を超えた意義も込められてるようです。
②特徴
トリオンダの最大の特徴は、
これまでのワールドカップボールとは大きく異なる
4枚パネルの構造になっています。
従来の6枚構造や12枚構造に比べて縫い目が少なく、
より滑らかで空気抵抗の少ない設計が施されているようです。

アディダスは
「より正確で安定した弾道を実現する」
と説明していますが、
一方でこの形状が空気の流れやボールの揺らぎに
新たな影響を与えるのではないかと懸念する声もあります。
③内部構造
トリオンダには
高精度500Hzセンサーが内蔵されています。
ボールが蹴られた瞬間の動きを
VAR(ビデオ・アシスタント・レフェリー)へ

これにより、ハンドやオフサイドなどの微妙な判定が
より正確に行えるようになっているんだとか。
技術革新の面では間違いなく
歴代最高レベルの公式球だと思われます。
また、センサーによるデータ収集機能は判定精度の向上だけでなく、
選手のプレーデータの分析にも活用が可能となり、
「誰がどのタイミングで、どの強さで蹴ったか」
を正確にトラッキングできるため、
戦術分析にも役立つとされています。
④性能
トリオンダは、内部の気圧安定システムが進化しており、
試合を通して空気圧を均一に保つ仕組みを採用しています。
特に北米の気象変化への対応力が意識されており、
軽量性と耐水性の両立を実現しています。
ボール自体の軽さは2022年カタール大会の
公式級アル・リフラとほぼ同じですが、
反発力がやや強めに設定されているといわれています。

SNSでは早くも
「無回転シュートがエグく曲がるんじゃ?」
という声も出ており、
テクニカルなプレーヤーに有利な一方、
扱いが難しい可能性も浮上しています。
トリオンダ世間の声は!?

トリオンダの発表直後から、
SNS上では
という称賛と、
「またクセのあるボールが来たか」
という不安が入り混じるコメントが多くあります。
世間の声
トリオンダについてSNSでは、
「見た目はめちゃくちゃカッコいい。でも蹴りづらそう」
「色合いが派手でテレビ映えはするけど、実戦でどうかは未知数」
「AI判定対応はすごい!でもセンサーで重さ変わらない?」
「ゴールキーパー泣かせの予感がする」
「これ、ジャブラニの再来じゃない?測定値が似てるって話も出てるぞ」
といったコメントがありました。
ジャブラニに似ている?
世間の声で多く見られたのが、
ジャブラニに似ている
というコメントが数多くあります。

ジャブラニは2010年南アフリカ大会の公式球で、
「予測不能な軌道を描く魔球ボール」
として悪名高く、
多くの選手が
「空気の流れが不安定」
「コントロールが効かない」
「ゴールキーパー泣かせのボール」
との不満が多くありました。
日本代表の本田圭佑選手が、
ボールは無回転のままブレながら
通常の予測と違う動きをしたのが印象的でした。
測定値も似ている?
一部のサッカーファンが独自に分析した空気抵抗データでは、
トリオンダの空力特性が
ただし、アディダスは
「最新の流体力学テストを通過しており、安定性は大幅に向上している」
と発表しています。
それでも、ネット上では
「理論上は安定でも、試合でどうなるかは別問題」
「キーパーが一番苦労しそう」
など、実戦での検証を待つ声が多く見られます。
トリオンダは蹴りにくい?
世間では、
「トリオンダは蹴りにくいのでは?」
と思われている人が多くいるようです。
蹴りにくいと言われている理由について調べてみました。
空力の違いによる揺らぎ
トリオンダは4枚構造は縫い目が少ない分、
空気抵抗が均一になりやすい一方で、
特に無回転シュートでは予測不能な変化を
生む可能性もあると思われます。
表面の質感とグリップの変化
トリオンダは、凹凸の少ないツルリとした表面は滑らかですが、
ゴールキーパーにとってもキャッチ時に
手に吸い付く感覚が得にくい可能性もあります。
センサー内蔵によるバランス差
トリオンダは、内部チップが重量や重心にわずかでも影響すれば、
アディダス側は
「重量規格内で問題ない」
と強調していますが、
微妙なバランスが予測不可能な軌道に変わる可能性もありそうです。
視覚錯覚
トリオンダは、ボールの反射やカラーパターンにより、
特にナイター照明下では
逆に見えづらくなるのではないかとも言われています。
慣れの問題!?
どんな新ボールも初めは違和感がつきものです。
選手が練習でトリオンダに慣れる時間を確保できるかが、
最終的な評価を左右するのではないかと思います。
トリオンダは次世代ボールとして期待され、
実際に使用してみないとわからないかもしれませんね。
まとめ
ワールドカップ2026公式球「トリオンダ」について、
そのデザイン・性能・評判・空力特性を中心に調べてみました。
SNSでは「ジャブラニと似ている」「蹴りにくそう」といった意見がある一方、
アディダスは最新技術での安定性を強調していました。
選手によって“得意・不得意”が分かれそうな印象がありました。
トリオンダは、まさに挑戦と進化を象徴するボールです。
大会が始まったとき、このボールが名球と呼ばれるか、
魔球と呼ばれるか注目が集まりそうです。
このボールがどんなドラマを演出するのか楽しみですね。
最後までお読みいただきありがとうございました。